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『闇の列車、光の旅』インディペンデント・スピリット賞3部門!

2009年サンダンス映画祭 監督賞、撮影監督賞受賞作品
『闇の列車、光の旅』
2010年インディペンデント・スピリット賞
作品賞、監督賞、撮影賞ノミネートのお知らせ
本年度のサンダンス映画祭で監督賞、撮影監督賞を受賞した「Sin Nombre(原題)」の邦題が『闇の列車、光の旅』で決定し、2010年初夏よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開される運びとなりました。そして、低予算インディーズ映画を対象とした賞の中で最も大きいと言われている、インディペンデント・スピリット賞3部門(作品賞、監督賞、撮影賞)にノミネートされました。
作品賞には他に『プレシャス!』、『(500)日のサマー』「Last Station」など、2010年度のアカデミー賞有力とささやかれている話題作がノミネート。監督賞にはコーエン兄弟をはじめ、リー・ダニエルズ、ジェームズ・グレイ、マイケル・ホフマンら映画祭常連の強豪がノミネートされています。インディペンデント・スピリット賞には「初監督賞」「初作品賞」が別枠で設けられている中、『闇の列車、光の旅』は見事、他のベテラン監督らの作品に並ぶ枠でのノミネートを果たしています。


本作は2009年に、コーエン兄弟やクエンティン・タランティーノを輩出したサンダンス映画祭にて長編初監督にして監督賞受賞を果たした日系4世のキャリー・ジョージ・フクナガによる、“今”をリアルに映した感動ドラマです。
『闇の列車、光の旅』作品概要
ホンジュラス、メキシコからアメリカへ─
移民の少女とすべてを失った少年が命がけの危険な旅を乗り越え、未来をつかもうとする。
中南米の衝撃的な“今”をリアルに描いた、感動のロードムービー。
主人公は、ホンジュラス出身の少女サイラ。アメリカという約束の地をめざし、父と叔父と共に故郷を旅立った彼女は、多くの移民たちがひしめきあう列車の屋根の上で、カスペルという名のメキシコ人青年と運命の出会いを果たす。彼は、強盗目的で列車に乗り込んだギャングの一員。だが、サイラにとっては命の恩人となる。彼女に暴行を加えようとしたギャングのリーダーを殺したからだ。その結果、裏切り者として組織から追われることになったカスペルと、彼に信頼と淡い恋心を寄せ、行動を共にするサイラ。途中で列車を降りた2人は、トラックで国境を目指すのだが……。
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
これまでに2本の短編映画を撮っており、2005年にサンダンス映画祭で上映されたショートフィルム「Victoria para Chino」を脚本・監督したフクナガは、この作品で学生アカデミー賞やロサンゼルス支部のBAFTAから特別賞を含む、世界中から24個以上の賞を受賞した。
2009年サンダンス映画祭で長編初監督作品『闇の列車、光の旅』が大絶賛され、監督賞を受賞した直後に、今後2作品の契約をUniversal、Focus Featuresのビッグニュースとなった。Universal作品では脚本を、Focus Features作品では、脚本・監督を務めることになる。
その前にインディペンデントで「ジェーン・エア」を監督する予定。
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ(長編初監督)
キャスト:パウリーナ・ガイタン、エドガー・フロレス
製作総指揮:ガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ルナほか
©2008 Focus Features LLC. All Rights Reserved. 権利元:Focus Features
原題:Sin Nombre
2009/アメリカ・メキシコ/シネマスコープ/ドルビーデジタル/スペイン語/ドラマ/96分/PG-12
『闇の列車、光の旅』
2010年初夏、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー
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