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『時をかける少女』特別試写会in日本科学未来館

映画『時をかける少女』
特別試写会in日本科学未来館
宇宙物理学者・松田教授×谷口正晃監督 トークイベント
「筒井康隆は天才!」タイムマシン研究の松田教授が映画『時をかける少女』を絶賛!
『時をかける少女』は記憶をつなぐタイムマシン
宇宙物理学と映画の“タイム・リープ”スペシャルトーク
3月13日(土)から新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショーの映画『時をかける少女』(配給:スタイルジャム、原作:筒井康隆、主演:仲 里依紗)の公開を記念して、2月20日(土)日本科学未来館(東京・青海)にて、天文学者、宇宙物理学者の松田卓也神戸大学名誉教授、谷口正晃監督をゲストに迎えたトークイベント付きの特別試写会が開かれました。
このイベントは、『時をかける少女』が観る人々の大切な記憶や、懐かしい記憶をを呼び起こすタイムマシンになれればという思いを込めて企画されました。


上映前に開かれたトークイベントでは、『時をかける少女』のストーリーのカギになる“タイム・リープ”と、松田教授の研究対象でもあるタイムマシンを中心にトークが繰り広げられ、松田教授による宇宙物理学のお話と、谷口監督の映画で挑まれた“タイム・リープ”のお話に観客も興味津々。 松田教授は「筒井康隆は天才!」と『時をかける少女』を絶賛し、最先端の宇宙物理学を研究されている松田教授から見た『時をかける少女』の“タイム・リープ”のお話や、谷口監督の“タイム・リープ”シーン撮影秘話など、宇宙物理学と映画の未知なるスペシャルトークに観客からも質問が飛び出すなど、大いに盛り上がりました。
●松田教授のお話
映画は、仲さんのキュートで明るいところがとても魅力的でした。また、あかりが1974年にタイム・リープしたときに、未来から来た証明としてケータイを見せたのがおもしろかったです。タイム・リープは、学問的にはタイムトラベルとワープを合わせたもの。未来に行くことは簡単ですが、問題は過去に行くことです。世界中の学者が過去へのタイムトラベルについて議論しています。タイム・リープは荒唐無稽なことではなく、学者は真剣に考えていることなのです。
●谷口正晃監督のお話
『時をかける少女』は原作、そして数々の過去作ともにすばらしく、それらへ敬意を込めて作りました。今までの「時かけ」ファンに楽しんでもらいたいのと同時に、これから「時かけ」を知る若い世代にも楽しんでもらいたいです。あかりがタイム・リープするのと同時に、観る人もあかりの青春を自分のもののように一緒にドキドキしたり感じてもらえればと思います。
映画『時をかける少女』
記憶は消えても、この想いは消えない。
時を越えて、今、新たな物語がはじまる。
1967年の原作小説の発表以来、半世紀近くにわたり多くの人々を魅了してきた「時をかける少女」。
今回のヒロイン・芳山あかりに抜擢されたのは、大ヒット作『サマーウォーズ』を手掛けた細田守が監督したアニメ版『時をかける少女』で主人公の声を演じた若手実力派女優・仲 里依紗。
高校卒業を目前に控えた芳山あかりは、母・和子(安田成美)が薬学者として勤める大学にも無事合格し、新たな生活に胸を弾ませていた。ところが、和子が交通事故に遭い、事態は一転。
「過去に戻って、深町一夫に会わなくては…」と必死に訴えながら昏睡状態に陥った母の願いを叶えるため、和子が開発した薬を使って1970年代にタイム・リープすることを決心する。時空を飛び越えたあかりは、過去の世界に到着。偶然出会った映画監督志望の大学生・涼太(中尾明慶)とともに深町一夫探しを始める。四畳半一間のアパートに同居し、涼太の映画製作を手伝ううちに、やがてあかりは涼太に恋心を抱き始めるが・・・。
これまでの「時をかける少女」ファンの心をときめかせ、原作を知らない世代の心もせつない感動に包みこむ、新たな物語がはじまる。
出演:仲 里依紗 中尾明慶 安田成美 青木崇高 石橋杏奈 千代將太 柄本時生 キタキマユ 松下優也 勝村政信 石丸幹二
原作:筒井康隆「時をかける少女」(角川文庫、角川つばさ文庫)
監督:谷口正晃
脚本:菅野友恵
歌:いきものがかり(主題歌「ノスタルジア」挿入歌「時をかける少女」Epic Records Japan)
配給:スタイルジャム
©映画「時をかける少女」製作委員会2010
『時をかける少女』
2010年3月13日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
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