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ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作「Apart Together」邦題『再会の食卓』&公開決定

『再会の食卓』英題:APART TOGETHER 邦題&公開決定のお知らせ
☆ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀脚本賞)受賞作
2010年度のベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞し、今世界が注目する中国人監督ワン・チュエンアンの最新作『再会の食卓』(英題:APART TOGETHER)が2011年正月第2弾TOHOシネマズ シャンテ他全国で公開されることが決定しました。
今回、その彼が焦点をあてたのは、上海のある家族の食卓。何気ない家族の風景の中に、中国と台湾の間の別れと再会の物語が映し出されたとき、その食卓を囲む家族一人ひとりの、さまざまな想いがスクリーンを通して描き出されます。


台湾の老兵が上海の妻を訪ねるというニュースを元に、監督が、若手女性脚本家ナ・ジンと脚本を書き上げ、ひとつの家族に中国と台湾の関係を映し込んだ本作。中国と台湾の複雑な関係を背景にしながらも、食卓を“舞台”に、家族の在り方、家族で語り合うことの大切さを深く問いかけています。
●ストーリー
ある日、上海で暮らすユィアーのもとに届いた一通の手紙。そこには、1949年に生き別れた夫イェンションが40数年ぶりに台湾から帰ってくると記されていた。しかしユィアーには、既に新しい夫ルー・シャンミンと家族がいた。戸惑いながらも元夫を食事に招き、精一杯もてなす一家。しかし、彼には元妻に対する密かな願いがあった。「これからの人生、私と一緒に台湾で暮らしてほしい」。イェンションの予期せぬ告白に「生き延びるだけで精一杯だったわ。幸せだったのはあなたと過ごした日々だけ」と、ユィアーの心は揺れ動く。
猛反対する娘、自分には関係ないとうそぶく長男、金銭で解決しようとする娘婿。円満だったはずの一家がにわかに揺れ始める。はたして、ユィアーが下した決断とは…。中国と台湾を隔てる悲しい歴史に翻弄された二人の夫と妻、そしてその家族。共に食卓を囲む彼らのそれぞれの思いが、溢れ出していく―。
監督:ワン・チュエンアン『トゥヤーの結婚』
脚本:ワン・チュエンアン/ナ・ジン
出演:リン・フォン/リサ・ルー/シュー・ツァイゲン/モニカ・モー
英題:APART TOGETHER/中国映画/96分/ビスタサイズ/ドルビーSR、
ドルビーデジタル
配給:ギャガ
『再会の食卓』
2011年正月第2弾TOHOシネマズ シャンテ他にて全国順次ロードショー
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