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今週5日(土)公開!『再会の食卓』 著名人からコメント続々!

映画『再会の食卓』 今週末いよいよ公開!
著名人から続々コメントが到着!
2010年度ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀脚本賞:ワン・チュンアン/ナ・ジン)受賞
2010年度のベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞、今世界が注目する中国人監督ワン・チュエンアンの最新作『再会の食卓』が今週末2月5日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ他にていよいよ公開となります。
ある日、上海で暮らすユィアーのもとに届いた一通の手紙。そこには、かつて行き別れてしまった夫イエンションが40数年ぶりに帰ってくると記されていた。しかし、ユィアーにはすでに現在の夫と家族がいる―。上海に帰ってきたイエンションは「これから私と一緒に暮らしてほしい」と打ち明けるが、彼の予期せぬ告白に揺れ動くユィアーとその家族―。彼女は一体どんな決断をするのか?
上海のある家族の食卓。何気ない家族の風景の中に、中国と台湾の間の別れと再会の物語が映し出されたとき、その食卓を囲む家族一人ひとりの、さまざまな想いがスクリーンを通して描き出されます。台湾の老兵が上海の妻を訪ねるというニュースを元に、監督が、若手女性脚本家ナ・ジンと脚本を書き上げ、ひとつの家族に中国と台湾の関係を映し込んだ本作。中国と台湾の複雑な関係を背景にしながらも、小さな家の食卓を“舞台”に、年老いた3人の哀しくも美しい人生と運命に、俳優から料理家の方々まで幅広く素敵なコメントをいただきました。


<<その食卓が、新たな人生の始まり―。上海の摩天楼の下にたたずむ小さな家で繰り広げられる年老いた3人の哀しくも美しい人生に絶賛の嵐!!>>
幕明けから釘づけで、結末を見ずにはいられない。
生き別れの夫と「礼」を尽す現夫の間に揺れる女心。
40年過ぎても愛の色はあせていなかった。
――― ジュディ・オングさん (歌手・女優・木版画家)
食べる事は生きる事という人間の摂理が、俳優達の演技によって、ひたすらリアルに感じた。
――― 余 貴美子さん(女優)
静かで優しい人達、その心の中には煮えたぎる思いが潜んでいる。
一刻一刻がスリルに充ちていた。
――― 吉行 和子さん(女優)
時代に翻弄された幾つもの人生が、一つの食卓に交錯し、さざ波を立たせて彩った。涙を滲ませながらもにんまりしてしまうあたたかい作品である。
――― 楊逸(ヤン・イー)さん(作家)
ドラマチックなのにさりげなく、おかしく、哀しい。これぞ現実、これぞ人間。
老優たちが素晴らしく、美しい。
――― 平田 満さん(俳優)
人は犠牲になれば幸せになれるのか
人は我慢をすれば安らぎを得られるのか
食卓に再び集う人々を通して問いかけてくる
――― 見城 美枝子さん(青森大学教授/ジャーナリスト)
「もっと食え」この言葉こそが、父親の最大の愛情表現なんだ。ルーの生き方にしびれたね。
――― コウケンテツさん(料理研究家)
どんなときでも相手を思いやる気持ちは、人を幸せにするのだと、食材を奮発するお父さんをみて、思った。そんな食卓は見どころです。
――― 飯島 奈美さん(フードスタイリスト)
食卓を囲むことで、夫婦とその家族が、人生ひとりで生きているのではないことを確かめ合う。心にしみる秀作。
――― 山本 益博さん(料理評論家)
同じ食卓を囲むという日常が、歴史が作り出した悲劇さえ力強く乗り越えさせてくれる。静かだか力強い作品だ。
――― 富坂 聰さん(ジャーナリスト)
国境で、銃弾で、豊かさで、貧しさで、絶対に引き裂かれないものがある…。
それは家族で囲む食卓。
――― 大谷 昭宏さん(ジャーナリスト)
食卓を囲んで芽生えた絆は、どんなものにもかなわない―。
中国人のおもてなしの心が詰まった映画です。
――― ウー・ウェンさん(料理研究家)
母国が分断され愛が引き裂かれる物語は沢山あるが、この映画の中心は食卓。
楽しく杯を交わしながらも別れたくない想いを秘め、食欲こそ生きる力という今夫の男の美学が哀しい。
――― 大宅 映子さん(評論家)
滲み出る熟年俳優たちの名優ぶり、その裏に象徴的に中国と台湾との関係が浮かびあがる。
今度は是非、台湾側からの視点での続編を見たくなった。
――― 宮本 亜門さん(演出家)
四十年間の戒厳令!ニーハォ ハォツィー サイツェンで取り戻す愛
――― 風吹 ジュンさん(女優)
戦争が引き裂いた男女の愛、40年後に再会するその家族がテーブルを囲んで導き出した答えは・・・。
――― 加藤 治子さん(女優)
人が集まる食卓。人間の表裏も食卓を囲むと何かが生れる、そして仲良くなれる。何事も卓ではなく食卓を囲みたい。
――― 浜内 千波さん(料理研究家)
今の夫も元の夫も善い人なのに女心はなぜゆれる。つらい人生の選択に上海の街が涙ぐむ。
――― 浜村 淳さん(パーソナリティ)
家族の前には、いつでも、温かい食事がある。それが、家族をつないでいる大事なもの。
――― 南風食堂 小岩 里佳さん
食卓にはいろいろなものが並びます。
おいしい食事だけじゃなく、会話や、歌や、食べる人を思う気持ちが。
運命よりも大事な、食卓に並ぶもの。そのことの意味を改めて考えさせられました。
――― 南風食堂 三原 寛子さん
(順不同)
●ストーリー
40年後の再会も、いつもの食卓からはじめよう。
ある日、上海で暮らすユィアーのもとに届いた一通の手紙。そこには、1949年に生き別れた夫イエンションが40数年ぶりに台湾から帰ってくると記されていた。
しかしユィアーには、既に新しい夫ルー・シャンミンと家族がいた。戸惑いながらも元夫を食事に招き、精一杯もてなす一家。しかし、彼には元妻に対する密かな願いがあった。「これからの人生、私と一緒に台湾で暮らしてほしい」。イエンションの予期せぬ告白に「生き延びるだけで精一杯だったわ。幸せだったのはあなたと過ごした日々だけ」と、ユィアーの心は揺れ動く。
猛反対する娘、自分には関係ないとうそぶく長男、金銭で解決しようとする娘婿。円満だったはずの一家がにわかに揺れ始める。はたして、ユィアーが下した決断とは…。中国と台湾を隔てる悲しい歴史に翻弄された二人の夫と妻、そしてその家族。共に食卓を囲む彼らのそれぞれの思いが、溢れ出していく―。
監督:ワン・チュエンアン『トゥヤーの結婚』
脚本:ワン・チュエンアン/ナ・ジン
出演:リン・フォン/リサ・ルー/シュー・ツァイゲン/モニカ・モー
原題:APART TOGETHER/中国映画/96分/ビスタサイズ/ドルビーSR、ドルビーデジタル
配給:ギャガ
『再会の食卓』
2月5日(土)TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ他にて全国順次ロードショー
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