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『ゼロ・ダーク・サーティ』LAプレミアを開催

アカデミー賞受賞キャスリン・ビグロー監督(『ハート・ロッカー』)最新作
話題騒然! 世界中から取材殺到!
ギャガ株式会社配給、『ハート・ロッカー』でアカデミー賞作品賞・監督賞を受賞したキャスリン・ビグロー監督の最新作『ゼロ・ダ-ク・サ-ティ』が、2013年2月15日(金)TOHOシネマズ有楽座他全国にてロードショーします。
本年度のオスカーで最有力候補と見られている『ゼロ・ダ-ク・サ-ティ』のLAプレミアが、アメリカ時間10日、ハリウッドのドルビー・シアター(旧コダック・シアター)で行われた。


オサマ・ビンラディンを探し出そうとするCIAの努力を内側から描く本作は、『ハート・ロッカー』で史上初の女性オスカー監督に輝いたキャスリン・ビグローと、同作品で脚本賞を手にしたマーク・ボールが再びタッグを組んだ意欲作。
製作準備が大詰めを迎えた段階で、ビンラディンが殺害されたため、急遽、脚本をほとんど書き直すという、思わぬ困難にも直面したが、そこからさらにリサーチを重ねることで、10年にも渡るビンラディンの捜索、捕縛そして殺害に至るまでの真実を描いた衝撃の作品が出来上がった。
長きに渡りその詳細がベールに包まれてきた上に、大統領選への影響が懸念され最近までかん口令がしかれてきた為、アメリカでも本編がお披露目されたばかりという状況にも関わらず、先週より始まっている映画賞レースで作品賞や脚本賞、主演女優賞などを続々と受賞していることもあり、期待がますます高まっている。
そんな中でのプレミア実施ということもあり、世界中からマスコミが集まり、熱を帯びた取材合戦となった。
会場には、キャスリン・ビグロー監督、マーク・ボール、ジェシカ・チャステイン、ジェイソン・クラーク、ジェームズ・ガンドルフィーニ、マーク・ストロングなどフィルムメーカーや主要出演者のほか、ミラ・ジョヴォヴィッチ&ポール・W・S・アンダーソン夫妻、アナ・ファリス、アーロン・ポールなどのセレブリティが駆けつけた。
エリ・サーブのブルーのドレスとハリー・ウィンストンのピアスというゴージャスなスタイルで現れたジェシカ・チャステインは、オスカーの感触を聞かれると、「それについてはわからないわね」と謙虚にコメント。
「この映画についてはずっと秘密主義を貫かなければいけなかった。語ることは許されなかったの。2週間くらい前になって、ようやく人に観てもらえるようになったと思ったら、みんながすばらしい反応をしてくれているので、本当に感激しているところなのよ。とてもうれしい!!」と語った。
チャステインが演じるマヤという役は、ビンラディンを追いつめたCIA分析官の女性で、実在の人物にもとづいて描かれている。「この映画は、普通、世間から見えないところで働いている人たちの努力を描くもの。この映画を作ったことで、その人たちに感謝の気持ちを示せたような気もしている」(チャステイン)
本作で再び、脚本家およびジャーナリストとして飛び抜けた才能を証明したマーク・ボールは、「キャスリン・ビグローは才能あふれるフィルムメーカー。そんな人と僕は『ハート・ロッカー』、本作と2つも映画を作ることができた。今回も、彼女は僕の脚本をすばらしい映画に仕上げてみせてくれたよ」と、製作パートナーを誉め称えた。
偶然にも、このプレミアが開かれたのは、毎年オスカーが開催されるのと同じ劇場だ。2ヵ月後、キャストとフィルムメーカーは、再びここで顔を合わせるだろうか? 『ゼロ・ダーク・サーティ』の日本公開は2月15日。
●『ゼロ・ダ-ク・サ-ティ』スケジュール
NY映画批評家協会賞 作品賞・監督賞・撮影賞受賞!(12月3日)
ナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞 作品賞、監督賞、主演女優賞 (12月5日)
ボストン・オンライン映画批評家協会賞 作品賞、監督賞、主演女優賞、編集賞受賞 (12月7日)
ワシントンDC映画批評家協会賞 作品賞、監督賞、主演女優賞 (12月8日)
ボストン映画批評家協会賞 作品賞、監督賞、編集賞受賞 (12月9日)
NYオンライン映画批評家協会賞 作品賞、監督賞、脚本賞受賞 (12月9日)
ロサンゼルス映画批評家協会賞 編集賞受賞 (12月9日)
ワシントンDC映画批評家協会賞 作品賞、監督賞、主演女優賞受賞 (12月10日)
アメリカ映画協会賞 作品トップ10受賞 (12月10日)
・12月11日 サンディエゴ映画批評家協会賞結果発表
※作品賞、監督賞、主演女優賞、編集賞ノミネート
・12月13日 ゴールデン・グローブ賞ノミネート発表
・12月16日 サテライト賞結果発表
※作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞、編集賞ノミネート
・12月19日『ゼロ・ダ-ク・サ-ティ』米限定公開
・1月10日 第85回アカデミー賞ノミネート発表
・1月13日ゴールデン・グローブ賞結果発表
・2月15日『ゼロ・ダ-ク・サ-ティ』日本公開
・2月24日 第85回アカデミー賞結果発表
●ストーリー
『ハート・ロッカー』の監督×脚本家が描く、剥き出しの現実(リアル)。
ビンラディンを追い詰めたのは、ひとりの女性だった―
9.11から10年、首謀者のビンラディンがネイビーシールズに殺害されるまで、本当は何が行われていたのか。CIA最先端技術による全世界規模の情報収集、拷問、スパイ活動、賄賂、シールズ隊員による隠密作戦―これらのトップ・シークレットを、関係者たちから念入りに取材し壮大なサスペンスに仕上げたのが、『ハート・ロッカー』の監督キャスリン・ビグローと脚本家マーク・ボールだった。
彼らは捕縛作戦の中心人物が女性分析官だったという驚愕の事実を掴むが、それは真実への入口に過ぎなかった。分析官には、『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』でアカデミー賞にノミネートされたジェシカ・チャステイン。
正義を狂気に変えてでも、“任務”を全うしようとする女性を赤裸々に演じた。
米政府が大統領選にも影響すると恐れた衝撃作が、いよいよ世界へ発信される!
※ゼロ・ダーク・サーティ:米軍軍事用語。AM0:30を表す。ビンラディン捕縛作戦決行の時間と言われている。
監督:キャスリン・ビグロー『ハート・ロッカー』、『ハートブルー』
脚本:マーク・ボール『ハート・ロッカー』
主演:ジェシカ・チャステイン『ツリー・オブ・ライフ』、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』
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『ゼロ・ダーク・サーティ』
2013年2月15日(金)TOHOシネマズ有楽座ほか全国公開!!
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