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『ジンジャーの朝 さよならわたしが愛した世界』邦題&公開決定

冷戦下時代に突入した1960年代のロンドン。思春期の揺れ動く心情と、成長する様を繊細に描く、サリー・ポッター監督が美しい映像でつづる最高傑作!!
エル・ファニング主演
『ジンジャーの朝 さよならわたしが愛した世界』
邦題&公開決定

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『オルランド』『タンゴ・レッスン』『耳に残るは君の歌声』『愛をつづる詩』。これまで美しい映像美だけでなく、人々の心と心の触れ合いを大胆な独創性で描き、観る者を魅了し続けてきた、イギリス人女性監督サリー・ポッター。
そんな彼女の最新作は、社会の矛盾や政治不安など刻々と変わりゆく時代を生き抜かねばならない、思春期の少女の煩悶、葛藤、愛などが絡み合い揺れ動く心情と、成長していく様を描いた感動作『GINGER & ROSA』の邦題が『ジンジャーの朝 さよならわたしが愛した世界』になり、8月シアター・イメージフォーラムにて公開の運びとなりました。
60年代の社会が不安と変貌で揺れる雰囲気を見事に再現し、女性監督であり自らも吟遊詩人であるサリー・ポッター監督ならではの描写で、常に一緒だった2人の少女の姿を微笑ましく、そしてそんな関係に亀裂が生まれてしまう姿を見事なほど繊細に描いた。そして、自分を取り巻く不秩序で矛盾だらけの世界を受け入れ、それでも懸命に生きていくという自らの答えを詩に綴るラストは、観る者の心を深く突き刺すだろう。
主演には、ダコタ・ファニングの妹であり『SUPER 8/スーパーエイト』『Virginia/ヴァージニア』などの話題作に出演し続けているエル・ファニング。思春期ならではの、完璧なまでにはかなげな美しさが迸っている魅力をスクリーンに映し出している。
そして、その親友役にジェーン・カンピオン監督&コリン・イングラート監督を両親に持ち、『ビューティフル・クリーチャーズ』にて大ブレーク中のアリス・イングラード、自由奔放に生きる心に深い傷を負った思想家という難しい役所を演じきった『ココ・アヴァン・シャネル』のアレッサンドロ・ニヴォラ、『マッドメン』のクリスティーナ・ヘンドリックス、3度のアカデミー賞主演女優賞にノミネート経験を持つ、ハリウッドを代表する女優の一人アネット・ベニング、『ハリー・ポッター』シリーズのティモシー・スポール、数々の作品に出演する名バイブレーヤー オリヴァー・ブラッドなど豪華出演陣が勢ぞろいした。
●ストーリー
冷戦時代に突入した1960年代のロンドン。生まれた時から、どこへ行くのも何をするのも一緒だった仲良しの女の子二人、ジンジャーとローザは、学校の授業をさぼって宗教や、政治、ファッションについて話し合い、少女から大人へ変化する青春時代を満喫していた。しかし、思想家でありジンジャーの父親でもあるローランドに、ローザが恋をしたことや、それぞれの反核運動への思いの違いから、二人の友情関係に亀裂が生じていく。
家族や友人ともうまくいかず、日々核の脅威が報道されるなど、ジンジャーを取り巻く世界は、思い描いていたものとはかけ離れていく。そんな中、明るい未来を手に入れるため、ジンジャーは歩き出すのだった……。
監督・サリー・ポッター
製作:クリストファー・シェパード、アンドリュー・リトヴィン
撮影:ロビー・ライアン
編集:アナス・レフン
美術:カルロス・コンティ
衣装:ホリー・ウィディントン
出演:エル・ファニング、アリス・イングラート、クリスティーナ・ヘンドリックス、アネット・ベニング、アレッサンドラ・ニヴォラ、ティモシー・スポール、オリヴァー・ブラッド、ジョディ・メイ
2012年/イギリス、デンマーク、カナダ、クロアチア/英語/90分/カラー/シネスコ/ドルビーSRD、ドルビーSR/原題:GINGER & ROSA
提供:アース・スター エンターテイメント
配給:プレイタイム
宣伝:ポイント・セット
©BRITISH FILM INSTITUTE AND APB FILMS LTD 2012
『ジンジャーの朝 さよならわたしが愛した世界』
8月、シアター・イメージフォーラム他 全国順次ロードショー
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