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『サード・パーソン』行定勲監督、井口奈己監督ら、著名人から絶賛コメントが到着!

プレシディオ配給にて6月20(金)より公開となる『ミリオンダラー・ベイビー』、『クラッシュ』の巨匠ポール・ハギスの最新作『サード・パーソン』。『ミリオンダラー・ベイビー』の脚本で、劇場長編映画デビューにもかかわらず、アカデミー賞脚本賞ノミネートを果たし、翌2004年の監督デビュー作、『クラッシュ』でアカデミー賞作品賞・脚本賞をダブル受賞、一躍世界が最も注目するフィルムメーカーとなったポール・ハギスが「自身の最高傑作」と断言する極上の愛のミステリーです。
この度、本作を一足早くご鑑賞いただいた各界の著名人から、絶賛のコメントが到着しました。

サード・パーソン


本作で描かれるのは、パリのホテルにこもって最新作を執筆中の小説家と、作家志望でもある若き愛人、ローマのバーで、密輸業者に娘を誘拐されたという他人を信じることができない女と出会ったアメリカ人ビジネスマンの男、そしてニューヨークのホテルで客室係として働く元女優と、その元夫で、売れっ子現代アーティストである男の、3つのストーリー。一見、何の接点もないようなそれぞれの愛のエピソードが並行して描かれ、クライマックスに向けて物語が衝撃的な形で交差していく様は、『クラッシュ』を彷彿とさせるハギスならではの圧倒的な脚本家としての手腕が光ります。
タペストリーのように織り上げられていた3つの物語がひとつに重なるとき、思いも寄らない真実が浮かび上がり、ラブストーリーを超える愛と絆が観る者の胸をしめつける本作を鑑賞したのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』で日本中にその名をしらしめ、ベルリン国際映画祭において国際批評家連盟賞を受賞した経歴を持つ行定勲監督や、『人のセックスを笑うな』を手掛けた井口奈己監督、女優の余貴美子さん、杉本彩さん、ジャズシンガーの綾戸智恵さん、漫画家/コラムニストの辛酸なめ子さん、精神科医の香山リカさんなど、錚々たる著名人の方々。
行定監督は本作について、「映画でしかできない魔法を使って、ポール・ハギスは愛とは何かという問いを投げかける。人は誰かの救いの手を求めている。それを知ったとて、向き合えないでいる人間の姿に私は、共感し何度も心が揺さぶられた。」と、本作で描かれる愛のあり方を絶賛。
杉本彩さんは「ストーリーが進むにつれ、見えてくるのは登場人物たちの傷ついた魂だ。いつの間にか私も、その痛みを思い出した。そして、もう二度と、大切なものを見失わないと心に誓った。」と、それぞれ事情を抱える登場人物と自身を重ね合わせました。
●著名人コメント ※敬称略/順不同
映画でしかできない魔法を使って、ポール・ハギスは愛とは何かという問いを投げかける。人は誰かの救いの手を求めている。それを知ったとて、向き合えないでいる人間の姿に私は、共感し何度も心が揺さぶられた。
―行定勲(映画監督)
“白”、それは信頼を表す色。
すべては”小説”の中の出来事なのかもしれない。
―井口奈己(映画監督)
どうしようもない人間たちが、決着のつかない人生に道を見出そうと身をよじる。
まるで自分を見ているようで、少し笑ってしまった。
―橋口亮輔(映画監督)
秘めたる快楽に心ゆだねるのは背徳ではない、それは、ただ正直な自分を発見する一時の旅に過ぎないのだから。
―崔洋一(映画監督)
とても刺激的だった。
大切なものを見つけるために自分を見つめなおす、重層的な展開に心の叫びを聞いた気がする。
―余貴美子(女優)
ストーリーが進むにつれ、見えてくるのは登場人物たちの傷ついた魂だ。
いつの間にか私も、その痛みを思い出した。
そして、もう二度と、大切なものを見失わないと心に誓った。
―杉本彩(女優)
大切なものは、いつも幾重ものヴェールの向こう側にある。
診察室でも人生でもいつもそう感じる。
―香山リカ(精神科医)
ゼロになれる強み これが勇気あるやさしさかなぁ。 でもゼロになると得るものがあんねんなぁ。
それにしても女は変身するごとに根性すわってくるんや 変身?妻、母、おばはんとね
でも男のすごさもこの3人でわかる 実にさんせい!
―綾戸智恵(ジャズシンガー)
男と女の駆け引きが最高にスリリング。駆け引きと数十年無縁でしたが、おかげで恋愛スキルが上がりそうです。
―辛酸なめ子(漫画家/コラムニスト)
いやー、大人の映画ですよ!監督の演出力が半端じゃない。俳優の演技にもグイグイ引き込まれていく。
もう一度観たくなるストーリーです。
―生島ヒロシ(フリーアナウンサー)
人は愛しながら悲しみ、信じながら疑う。
言葉にするとたったこれだけだが、これだけを繰り返す為に、今日も何処かで誰かが恋に落ちている。
この映画の三つの街、女たち、男たちのように。
―藤代冥砂(写真家・小説家)
人生の未知数を追い求めて三組のカップルが展開する三都(トリプル)物語。
居ることは許されても、根づくのは難しい大都会の光と闇の交錯の奥から、人間の真実が煮つまってくる。
―森村誠一(著述業)

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『サード・パーソン』
6月20日(金) TOHOシネマズ 日本橋ほか全国ロードショー
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